THREE LEATHER CHARACTERISTICS

LEATHER HAT SERIES.200

2Size 2Color Leather 100% Quality
Made in Japan Product by Mainichi hikaku
2 0 0
レザーハットのブラウンのコーディネートのイメージ

LEATHER HAT 200

毎日皮革のレザーハット200。ハードレザーの固さとソフトレザーの柔軟さを併せ持つ複合レザーを使い、革の持つ3つの性質を活かしたデザインが今シリーズのテーマ。
その他、内側頭周りのテープ素材であるスベリの変更、タグネーム類をなくすなどして被りやすさの向上がされています。(2color/2size)

leather quality

STEER HIDE

コンビネーション鞣しのステアハイド/成牛を使用。タンニン鞣しの堅硬性とクロム鞣しの柔軟性を兼ねた革です。製品後にオイルを浸透させ色の深み、しなやかさをプラスしています。
コンビネーション鞣しのステアハイドレザー
1.Elasticity
- 伸縮性 -
革の伸び縮みする特性を利用したツバの形成。
革の伸縮性を活かすことで軽快さをプラスしたレザーハットのツバ部分
2.Plasticity
- 可塑性 -
革の形を保つ特性を利用し、クラウントップをレザーレイジング製法により形成。
凹と凸の木型を使い革絞りという技法で成形したハットクラウン
3.Permeability
- 浸透性 -
2種類のレザーオイルを使い、同素材でのコントラスト。
レザーハットのマストディテールのベルト
+ Usability
- 使用性 -
スベリに吸汗・防臭・抗菌効果のあるタイプを使用、洗濯ネーム・ブランドタグレス、裏地コットン100%。
レザーハットの内側
アイテムハット / メンズ・レディス
製品名 レザーハット200
素材 表地/牛革100%
裏地/コットン100%
サイズ M/頭周り 約57cm  高さ約11cm
L/頭周り 約59.5cm  高さ 約11cm
生産 日本製
お届け 約2週間
送料 無料
hat200

レザーハット200  (hat200)

革の持つ伸縮性?可塑性?浸透性の3つの性質を活かしたレザーハット。レザーレイジング製法、オイルカラーリングなどの技法を用います。
注文番号タイトル販売価格(税込)
在庫状態数量単位 
チャコールブラックhat200_bk
オプションを指定してください。
サイズ
¥30,240
売り切れ売り切れ
ナチュラルブラウンhat200_br
オプションを指定してください。
サイズ
¥30,240
売り切れ売り切れ
ご購入前にご確認ください。
お届けまでの期間について こちらの製品は受注生産になりますので、ご入金をいただいてからの製作になります。ご入金確認後からお届けまでに約2週間のお時間をいただいております。
素材について 天然素材の為、革の個体差・部位によって傷・シワ・染めムラ等がある場合がございます。ご了承ください。
▼ポスト投函で配送
 送料無料。
メール便発送可能製品のみ
▼対面受け取りで配送
 一律750円。
15,000円以上のご購入で無料
About- シリーズについて -

HAT200

ハードレザーの固さとソフトレザーの柔軟さを併せ持つ複合レザーを使い、革の持つ3つの性質を活かしたアイテム。
▼ 鞣しによる革の違いと特徴
鞣しとは、剥皮した動物の皮が腐敗したり、硬くなるのを防ぐために加工する工程のことで、これにより剥皮したままの「皮」から「革」になり様々なモノへと形を変えていきます。
革を鞣すためのドラム
鞣しの方法にもいくつか種類があり、その工程の際に用いられる「鞣し剤」により鞣しの呼び名が変わります。現在の主流はタンニン、クロム、その二つを合わせたコンビネーション=複合鞣しの3つ。
タンニン鞣しとは、
植物から抽出できるタンニンという成分により革を鞣します。経年による変化、使用によるアタリや変色が顕著に現れ、革らしい革と言えます。
革を鞣すタンニン
その他にも、コシやハリがあり型崩れしにくいのが特徴。詳しくはこちら「タンニン鞣しとは」で説明しています。
クロム鞣しとは、
鞣し剤に硫酸クロム、重クロム酸ナトリウム、クロム塩などの合成材を使います、その生産性の高さから、この鞣し方法が現在の革製品の主流を占めています。
鞣されたクロムレザー
一般的に柔軟性・弾力性がありよく伸びるのが特徴。こちらも「クロム鞣しとは」で詳しく説明しています。

“200シリーズで用いられる素材”

200シリーズで用いられる素材は、複合鞣しといわれるタンニン鞣しとクロム鞣しの特徴を組み合わせた方法で作られた革で、
程よいコシとハリ、柔軟性・弾力性のある革です。
表面の仕上げをするタンナーさんと200シリーズのコンビレザー
▼ 特性の活かし方と技法
3つの性質を活かした技法は、伸縮性を利用したパーツの形成、レザーレイジング製法、オイルカラーリングなど。
- 伸縮性 -
革の伸び縮みする性質を利用したブリムの形成方法
ブリム=ツバ部分はカーブしている為、通常ではブリム端で縫い合わせが必要となります。
200シリーズではブリム端を伸ばし、逆にブリム縫い付け部分縮めながら縫い付けることで、ブリム端の縫い合わせをなくし、レザーアイテムのハードさを抑えています。
革の伸縮性を利用したブリム形成
- 可塑性 -
レザーレイジング製法によるクラウントップの形成
レザーレイジング製法とは、形を保とうとする革の特性を利用し凸と凹の木型で革を挟み込むことで様々な形を作る技法。別名:革絞り。
また、縫製後のシルエット形成時にも可塑性を利用しています。ここでは製図上で縫い目を波打たせシワ分の分量を入れ、帽子のサイズが変わらない工夫を施しています。
革絞りの技法で作る帽子のクラウントップ
- 浸透性 -
オイル浸透によるコントラスト
革本来の油分に加え、さらにオイルを塗り込み浸透させることで色味に深みを出しています。また、オイルを入れることでしなやかさや撥水性を高める効果もあります。
200シリーズでは部分的にオイルの種類を変えることで、淡いコントラストを出しています。特にナチュラルブラウンで色の違いが顕著です。
革にオイルを浸透させ深みをだす
- 使用性 -
仕様の変更によるかぶりやすさの向上
100シリーズからの大きな変更は2つです。着用の妨げになるブランドタグ・品質表示・洗濯ネームをスタンプ化し裏地に直に記載。内側頭周りのテープ素材であるスベリは吸汗・防臭・抗菌効果のある「シルリード」という特殊なタイプのものに変更しました。
通気性や吸汗性に優れたスベリと品質の表示方法